新宿・渋谷両駅で乗降可能な定期券、京王が発売へ

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京王は9月から、京王線新宿駅と井の頭線渋谷駅のどちらでも乗降可能な定期券を発売する。写真は京王線新宿駅に停車中の電車
  • 京王は9月から、京王線新宿駅と井の頭線渋谷駅のどちらでも乗降可能な定期券を発売する。写真は京王線新宿駅に停車中の電車
  • 京王は9月から、京王線新宿駅と井の頭線渋谷駅のどちらでも乗降可能な定期券を発売する。写真は井の頭線渋谷駅に停車中の電車
  • 京王は9月から、京王線新宿駅と井の頭線渋谷駅のどちらでも乗降可能な定期券を発売する。画像は発売対象区間を示した図(京王電鉄発表)
  • 京王は9月から、京王線新宿駅と井の頭線渋谷駅のどちらでも乗降可能な定期券を発売する。画像は発売対象区間を示した図(京王電鉄発表)

京王電鉄は9月1日から、通常の定期運賃に一定額を加算した金額で、京王線新宿駅と井の頭線渋谷駅のどちらでも乗り降りできる新しい定期券を発売する。同社が4月24日発表した。行きは京王線で新宿駅まで、帰りは井の頭線渋谷駅から乗車するといった利用が可能になる。

対象区間は、京王線・井の頭線の明大前以西各駅から新宿駅、または渋谷駅までの定期券。新宿駅までの定期券で渋谷駅、渋谷駅までの定期券で新宿駅での乗り降りもそれぞれ可能になる。

例えば区間が京王線調布~新宿間の定期券では、井の頭線渋谷駅も利用できるようになる。ただしこの場合、井の頭線明大前~渋谷間の途中駅では乗り降りできない。渋谷駅までの定期券で新宿駅を利用する場合も同様に、明大前~新宿間の途中駅は利用できない。

発売するのはPASMOの1・3・6カ月の通勤定期券(大人・子供)のみ。発売額は、通常の定期運賃に大人1カ月の場合は1000円、3カ月の場合は2850円、6カ月の場合は5400円を加算した額となる。

京王電鉄ではこの新しい定期券の発売を記念し、5月16日から6月8日まで投票形式で愛称を募集するという。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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