三菱自動車は4月24日、2014年3月期(2013年4月-2014年3月)の連結決算を発表した。
それによると、売上高2兆0934億円(前年同期比+15.3%)、営業利益は1234億円(+83.2%)、経常利益は1294億円(+37.9%)、純利益は1046億円(+175.6%)だった。
販売費や研究開発費などの増加があった一方、為替が好転したことに加え、コスト削減策を確実に実行した結果、営業利益、経常利益、純利益のすべての利益項目で過去最高益となった。
通期の販売台数は104万7000台(+6%)。国内では、登録車の販売が前年同期を下回った一方で、6月に発売した新型軽自動車『eKワゴン』『eKカスタム』に加え、『eKスペース』が好調に推移し、14万3000台(+7%)と増加。北米は9万7000台(+14%)、欧州は20万2000台(+11%)、アジアは34万4000台(-4%)、その他の地域は26万1000台(+14%)だった。
2015年3月期の業績見通しは、売上高2兆3000億円(前年比+9.9%)、営業利益1350億円(+9.4%)、経常利益1380億円(+6.6%)、純利益1100億円(+5.1%)とした。