日本政府観光局(JINTO)が発表した3月の訪日外客数は前年同月比22.6%増の105万1000人となり、単月過去最高となった。
春の桜シーズンに合わせた訪日旅行プロモーションが奏功したのに加え、東南アジアでの査証緩和、中国などからのクルーズ船の寄港などによって大幅増となった。
市場別では、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、フランス、ロシアが3月として過去最高となった。タイは単月で過去最高だった。
また、中国は個人旅行、団体旅行とも拡大しており、昨年9月から7カ月連続で過去最高となった。東南アジアは査証が免除となったタイ、マレーシアが好調だったほか、ベトナムも27カ月連続で毎月の過去最高を記録している。
韓国は依然として低迷しており、同7.2%減とマイナスだった。
一方、3月の出国日本人数は同3.5%減の159万5000人だった。