トンネル内で同じ会社のバス同士が追突、双方の6人負傷

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19日午前9時15分ごろ、長野県佐久市内の上信越自動車道下り線で、トンネル内を走行していた大型観光バス同士が追突する事故が起きた。この事故で2台に乗っていた4人が軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

長野県警・高速隊によると、現場は佐久市香坂付近の八風山トンネル(全長約4500m)で、片側2車線。事故当時は上り線を閉鎖して工事が行われており、一部が1車線を使用した対面通行となっていた。2台の大型観光バスは下り線が2車線から1車線へ減少する手前の区間で追突していた。

この事故で双方の車両が小破。被追突側のバスに乗っていた2人と、追突側のバスに乗っていた4人がいずれも打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故を起こした2台のバスは同じ会社のもので、同じ団体ツアーの客が分乗していた。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、双方の運転者から事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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