アイシン精機、アイシン・エーアイ、アドヴィックスのアイシングループ3社は、ブラジルにおける事業体制の強化を発表した。
アイシン精機は2011年に設立した車体系部品の生産会社AISIN AUTOMOTIVE LTDA.(AAL)の敷地内に新たな建屋を建設。新たにダイカスト設備を導入して、エンジン部品、ダイカスト部品の生産を開始し、生産品目を拡大する。
アイシン・エーアイは得意先からの海外生産受注を契機に、生産会社Aisin AI Brasil Industria Automotiva Ltda.を設立し、マニュアルトランスミッションの現地生産を開始する。
アドヴィックスはブレーキシステムの受注を契機に、生産会社ADVICS Automotiva Latin America LTDA.を設立し、カーメーカーへのシステムサプライに対応する。
アイシン・エーアイとアドヴィックスは新会社をAALの敷地内に設立し、3社でリソーセスを共有することで、グループでの効率的な運営を行うとともに、ブラジルでの供給体制を整える。