【WRC】マトン、シトロエンのWRCでの競技継続を言明

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
シトロエン DS3 WRC
  • シトロエン DS3 WRC
  • イブ・マトン氏

シトロエンの指揮官であるイブ・マトンは4月19日、同チームが最低でも2015年シーズンの終わりまでワールドラリーチャンピオンシップにおける競技を続けることを言明した。

このフランスのマニュファクチャーは、8度のマニュファクチャータイトルを獲得し、93のWRCイベントで勝利を収めている、現在のシリーズで競技している最も成功したチームである。

しかし同チームが2014年度FIAワールド・ツーリングカー・チャンピオンシップ(WTCC)への参加を、複数のWRCチャンピオンシップを獲得したドライバーであるセバスチャン・ローブと共に開始したため、シトロエンのWRCのプログラムは終了するのではないかという憶測が飛び交っている。

これに対しマトンは噂を一蹴し、「我々には計画があり、2015年までの3年契約が存在する。現在のところこれを止めるものは何も無い。2015年に我々がここにいない理由は何も無いね」とマトン氏は語った。

彼はまた今シーズン、クリス・ミークとマッズ・オストベルグによって運転されている現在の『DS3 WRC』に対し、最初のパフォーマンスアップグレードを行うことについて明言した。

「我々はアスファルトのラリーにおける一つのアップグレードを持っているが、グラベルに関しては改良の予定はない。チームクルーの全ては2015年マシンの開発に関与している」とマトン氏は付け加えた。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集