欧州の自動車大手、フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは4月17日、中国で4月20日に開幕する北京モーターショー14において、新型『オクタビア』を中国初公開すると発表した。オクタビアは、シュコダの主力Cセグメントセダン。初代モデルは1996年に発表され、フォルクスワーゲン『ゴルフ』やアウディ『A3』と車台を共用していた。2004年には、2代目にモデルチェンジ。引き続き、ゴルフやA3と車台を同じくする。シュコダは2012年12月、3世代目となる新型を発表。フォルクスワーゲングループが新開発した新型モジュラープラットホームの「MQB」を、新型ゴルフや新型アウディA3に続いて採用した。新型のボディサイズは、全長4659mm、全幅1814mm、ホイールベース2686mm。先代に対して、90mm長く、45mm幅広い。とくに、ホイールベースは108mmも延長され、室内空間を拡大。また、先代比で90kgの軽量化も果たす。エンジンは、ガソリンとディーゼルの合計8ユニット。中でも、1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」の「グリーンライン」仕様は、欧州複合モード燃費29.4km/リットル、CO2排出量89g/kmという優れた環境性能を実現する。4月20日に開幕する北京モーターショー14では、新型オクタビアが中国デビュー。オクタビアは2007年の導入以来、中国で累計69万台を販売したシュコダの中国ベストセラー車。2013年だけでも、11万9200台を売り上げた。シュコダは、「歴代最高のオクタビア」を掲げ、中国での拡販を狙う。
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