日産自動車の西川廣人CCOは消費増税前の駆け込み需要の反動減について「いずれ戻ってくるので、あまり大騒ぎしないで見ていた方が良いと思う」との見方を示した。
西川CCOは4月18日に横浜市にある本社で開いた会見後、報道陣の囲み取材に応じ「そもそも税の変更があれば人情として3月中に売りたい、買いたいというのはでる。そういう駆け込み需要は必ずある。当然反動はでるが、そんなに長引くとは思っていない」と述べた。
その理由として「日本の経済状態をみた場合、やはり年間500万台くらいの需要は、実需としてあると思っている。あとは3月にばぁっと登録した分が4月にちょっと落ちて、それがいつごろ回復してくるかということだけなので、あまり大騒ぎしないで見ていた方が良いと思う」と語った。