三菱日立パワーシステムズ、初の米国向向けJ形ガスタービンを受注

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J形ガスタービン
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三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、米国オクラホマ州の公益電力会社であるGRDA(Grand River Dam Authority)から、同社のショウトウ(Chouteau)発電所向けM501J形ガスタービンを受注し、契約を締結した。

本年2月1日の当社発足以来、初となるガスタービンの受注で、最新鋭機のJ形を米国向けに受注するのも今回が初めてになる。

今回の受注は、同社の米国拠点であるMHPSA(Mitsubishi Hitachi Power Systems Americas, Inc.)を通して実現したもので、契約調印は、GRDAのダン・サリヴァン(Dan Sullivan)CEOと同社の西澤隆人社長同席のもと、GRDAとMHPSAの幹部の間で執り行われた。

同社は今回、M501J形ガスタービンに合わせて、SRT-50形蒸気タービン、発電機も受注した。いずれも、GRDAが石炭焚き火力発電への依存を抑えるのを目的に、タルサの東56kmに建設する出力49万5000kWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所に供給するもので、運転開始は2017年3月の予定。

《山内 博》

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