ドバイに拠点を置くルル・インターナショナル・グループは今年、フェルダとの共同事業でクアラルンプールに、マレーシア1号店を開設する計画だ。6店舗の開店を予定している。
ムヒディン・ヤシン副首相によると、ルル・グループは2億米ドル(6億4,700万リンギ)をマレーシアでの事業に投資する方針だ。ルル・グループのハイパーマーケットでは中小企業やフェルダの製品を多く取り扱うことになる。また、ハラル(イスラムの戒律に則った)商品のみを取り扱うハイパーマーケットとなるという。同グループの中東やインドのハイパーマーケット事業の年間売り上げは50億米ドル(162億リンギ)を超えている。
ルル・インターナショナルはマレーシアの農家や企業家との間で、新鮮な野菜や果物をハイパーマーケットを納入するための契約を締結することでも合意した。パハン州のキャメロン・ハイランズやサバ州クンダサンで採れる農産物を大口で購入する予定だという。
中東向けの輸出も計画されており、マレーシア航空(MAS)が輸送を行う方向で調整するという。