4月10日、FIMクロスカントリーラリー世界選手権の初戦「アブダビ・デザート・チャレンジ」の最終第5ステージが行われ、チームHRCのパウロ・ゴンサルヴェス選手が勝利し、総合優勝を果たした。チームメートのホアン・バレダ選手は最終ステージ3位で総合3位、エルダー・ロドリゲス選手もステージ4位、総合7位と健闘した。最終ステージで、ゴンサルヴェス選手はCRF450 RALLYを完ぺきにコントロール。第2チェックポイントでトップのマルク・コマ選手(KTM)に追いついた。その時点からゴンサルヴェス選手は独走して2番手との差を広げ、ステージでの勝利と大会の総合優勝を勝ち取った。バレダ選手はステージ3位でゴールし、総合3位。合計3つのスペシャルステージで優勝した。ロドリゲス選手はステージ4位、総合7位でレースを終えた。今回のアブダビ・デザート・チャレンジの勝利は、ゴンサルヴェス選手とチームHRCにとっては初優勝。ゴンサルヴェス選手の世界チャンピオンタイトル防衛の初戦として、最高のスタートを切った。■SS51位:パウロ・ゴンサルヴェス(ホンダ)2位:マルク・コマ(KTM)3位:ホアン・バレダ(ホンダ)4位:エルダー・ロドリゲス(ホンダ)5位:ジョルディ・ビラドムス(KTM)■総合順位1位:パウロ・ゴンサルヴェス(ホンダ)2位:マルク・コマ(KTM)3位:ホアン・バレダ(ホンダ)4位:ジョルディ・ビラドムス(KTM)5位:M.スタロヴニク(KTM)