3月の企業倒産件数、8か月連続の減少…帝国データバンク

自動車 ビジネス 企業動向
件数・負債総額の推移
  • 件数・負債総額の推移

帝国データバンクが発表した3月の企業倒産件数は前年同月比11.0%減の744件、8か月連続で前年同月を下回り、2013年度では12月(726件)に次いで2番目に少ない件数となった。

公共工事の増加などで、建設業が関東を中心に9地域中7地域で前年同月比減少となった。

負債総額は、前年同月比22.6%減の1119億6000万円で、2000年以降で最小を記録。負債100億円以上の大型倒産が発生せず、同10億円以上も17件にとどまった。

業種別に見ると、7業種中5業種で前年同月を下回った。なかでも、建設業(134件、前年同月比35.9%減)は2か月連続30%超の大幅減で、2000年2月(131件)以来、14年1か月ぶりに130件台にとどまった。一方、小売業(185件、同36.0%増)、不動産業(23件、同4.5%増)の2業種は前年同月を上回った。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は618件。構成比は83.1%で、前年同月を1.6ポイント上回った。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集