
自動車整備業、2024年度は445件が「消滅」 整備士不足、部品高騰が圧迫
帝国データバンクは「自動車整備業」における倒産・休廃業解散の発生状況について調査・分析を実施。2024年度の自動車整備事業者の休廃業・解散件数は382件で過去最多を更新し、倒産を含めると計445件が市場から消滅したとしている。

自動車整備業の倒産・休廃業が過去最多ペース…その背景とは?
帝国データバンクは8月7日、「自動車整備業」の倒産・休廃業解散動向について調査・分析を行った結果を発表した。

どのくらい? コスト上昇分の価格転嫁、サプライチェーンで進む取り組み
自動車業界で適正な価格転嫁に向けた取り組みが加速している。サプライチェーン企業のうち、コスト上昇分を販売価格やサービス価格に「転嫁できている」とした企業の割合は合計で8割を超えたが、上昇分の「2割未満」とした企業が最も多かった。

ダイハツ工業のサプライチェーン、全国8136社に影響…売上高2兆円以上
ダイハツ工業の出荷停止措置が長引けば、サプライチェーン企業の業績や雇用、地域経済への影響が懸念される。ダイハツは認証申請における不正行為のために、現在、全台数の出荷を停止している。

「自動車関連」業種はEV普及によるマイナスの影響が大きい---準備は進んでいる
EV普及について、「自動車関連」業種では約5割の企業が「マイナスの影響」を感じている。同時に、4割超の企業がEV事業に参入済み/予定だ。EVシフトによる影響は、基幹部品がエンジン(内燃機関)から電気機器へと変わっていく自動車関連業種で大きい。

中古車業界の倒産が急増…ビッグモーター問題で混乱
帝国データバンクが行った調査によると、中古車店の倒産が急増している。2023年1月から9月までに57件の倒産が発生し、前年の年間件数(52件)を既に上回っている。過去10年で年間最多の90件に到達する可能性がある。

ビッグモーターの業績悪化で影響、サプライチェーン企業は410社…帝国データバンク調べ
帝国データバンクは8月3日、不正疑惑で揺れるビッグモーターのサプライチェーン企業に関する調査結果を発表。業績悪化による影響を受ける企業は部品、建設関連を中心に410社にのぼることがわかった。

日野の生産停止、関連企業への影響は最大年間1兆円…帝国データバンク調べ
帝国データバンクは、日野自動車エンジン不正問題に伴うサプライヤー影響に関する緊急調査を実施。国内生産停止で影響を受ける関連産業の取引額は年間約1兆円に達することが明らかになった。

ロシア進出日系上場企業、4割が事業停止…帝国データバンク調べ
帝国データバンクは4月15日、ロシアに進出している日系企業に関する調査で、主要168 社の約4割がロシア事業を停止し、3社の事業撤退が判明したと発表した。

ロシア・ウクライナに進出している日系企業370社超---自動車関連目立つ
帝国データバンクは2月24日、緊迫しているロシア、ウクライナ地域に日本の企業370社超が進出していると発表した。