IMAMAI(インドインターネット・携帯電話協会)は、現在インド国内にはオンラインでビジネスを行う小売業者が100万人近くいるとする調査結果を発表した。
IMAMAI代表のスボー・レイ博士が語るところによると、これらの業者の販売分野は電化製品から書籍、服飾、宝飾、靴から宝石まで多岐にわたっている。
そしてこのことは、オンライン市場が小売業者にとって、効率が良く仲介が不要、少ない資本で開始でき、広い販売網を持てるということの証明である。
専門家によると、こうしたオンライン市場の成長は世界的な潮流に即したものであり、継続的で有益なマーケティングおよび流通モデルになりうるとしている。
特に服飾や宝石業界においては、OEM(ブランド委託製造)の増加によって、オンラインでの自社ブランドの拡大が業界を牽引している。
また現在ではその販売利益に地域差が存在するものの、次第に解消されるだろうとエコノミックタイムスは報じている。