昭和シェル石油は4月7日、グループ4製油所の2014年4-6月の国内向け原油処理量を、前年同期比8%増の673万キロリットルにすると発表した。
なお、昨年同期には、2つの製油所(昭和四日市石油四日市製油所および富士石油袖ヶ浦製油所)において大規模定期修理を実施。今期の原油処理量は、それに比べて大幅に増えているが、一昨年同期との比較では2%減の原油処理量となっており、同社グループの国内向け販売数量に相応する原油処理としている。
同計画は、国内需要動向および期中に実施するグループ製油所(東亜石油京浜製油所)の定期修理に対応しつつ、適正在庫を維持し、石油製品の安定供給を実現するもの。
なお、海外向け原油処理量は、海外製品市況動向を踏まえ、適宜決定していく。