日産自動車の米国法人、北米日産は4月1日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、月販新記録の14万9136台。前年同月比は8.3%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
日産ブランドも、月販新記録となる13万6642台で、前年同月比は7.9%増。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が、3万5921台を販売。前年同月比は4.9%減とマイナスに転じた。しかし、『セントラ』が1万9323台を売り上げ、前年同月比は38.4%増と好調。『ジューク』も、月販新記録の6943台を販売。前年同月比は77.3%増と大きく伸びる。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、月販記録を更新する1万9420台を販売。前年同月比は26.3%の大幅増だ。小型ピックアップトラックの『フロンティア』も、4.7%増の7140台と好調。
インフィニティブランドは、前年同月比12.5%増の1万2494台。牽引役は『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)。3月は3795台を登録し、同ブランドの最量販車に。SUVの『QX60』も、前年同月比26.9%増の3340台と、支持を集めた。
日産自動車の2014年第1四半期(1-3月)米国新車販売は、前年同期比11.5%増の35万4966台。同社は2013年、米国で前年比9.4%増の124万8420台を販売した。