路上に倒れていた高齢男性、クルマ2台にはねられ死亡

自動車 社会 社会

3月30日午後8時30分ごろ、秋田県鹿角市内の県道で、道路に倒れこんでいたとみられる73歳の男性が進行してきたクルマにはねられる事故が起きた。男性は約5分後に別のクルマにもはねられ、収容先の病院で死亡している。

秋田県警・鹿角署によると、現場は鹿角市花輪字下タ町付近で片側1車線の直線区間。73歳の男性は路上へ倒れていたところ、進行してきた乗用車にはねられた。

このクルマの運転者が警察へ通報し、男性を介抱しようとしていたところ、最初の事故から約5分後に進行してきた軽乗用車が路上に倒れたままだった男性を再びはねた。

男性は複数回はねられたことで全身を強打。近くの病院の病院へ収容されたが、約4時間後に死亡した。警察では最初にはねたクルマを運転していた同市内に在住する65歳の男性と、次にはねたクルマを運転していた同市内に在住する26歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

死亡した男性は酒に酔っていたとみられ、最初の事故から数分前に路上へ倒れこんでいたとみられる。現場は街灯が少なく、夜間の見通しは悪かった。警察では他にも事故に関与していた車両の有無など、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース