新日鉄住金は、タイで自動車用電縫管事業を展開しているサイアム・ニッポン・スチール・パイプ(SNP)とタイ・スチール・パイプ・インダストリー(TSP)が7月を目処に経営統合することで合意したと発表した。
統合新会社の会社名は、「ニッポン・スチール&スミキン・パイプ(タイランド)」(SPCT)とする予定。
SNPは、1995年に旧新日本製鉄の子会社として、TSPは1963年に旧住友金属工業の子会社としてそれぞれ設立された。両社は、タイ市場で自動車用電縫管事業を展開してきたが、事業基盤を強化し、経営資源の効率化を図るため、事業統合することにした。経営の効率化を図るとともに、顧客ニーズに的確に応えていくとしている。