ボルボ、凍結路面などを警告するクラウド通信システムの試験を開始

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試験プロジェクトのイメージ
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ボルボ・カー・グループは、スウェーデン運輸管理局、ノルウェー道路庁と共同で、個々の車から得られた滑りやすい危険な路面に関する情報を、クラウドベースのシステムを使い共有する試験プロジェクトに参加する。

今回の試験プロジェクトでは、テスト車両が凍結、あるいは滑りやすい路面を検出すると、その情報を携帯電話の通信網を介してボルボのデータベースに送信。滑りやすいエリアに近づいている他の車両に対して即座に警告を発し、ドライバーを危険な状況から回避させる。

警告は、インストルメントパネルにある表示によってドライバーに伝達。このアプリケーションは、車速と道路状況に基づく路面スリップの危険度合に応じて、段階的に警告を通知する。

今回の滑りやすい路面の警告システムは、ボルボ初となるクラウドを利用する走行安全ソリューション。今後も戦略的な投資やパートナーとの率先した提携を進め、クラウドを利用したソリューションの開発を推進する。

《纐纈敏也@DAYS》

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