ポール・ウォーカーの事故死、150km/hで走行と断定…2倍の速度超過

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ポルシェ カレラGT(参考画像)
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映画『ワイルド・スピード』シリーズの人気俳優、ポール・ウォーカーが2013年11月、自動車事故で死亡した。この事故を調査していた当局が、詳細な事故の状況を公表した。

これは3月25日、ロサンゼルス郡警察が明らかにしたもの。事故現場の監視カメラの映像や、事故車両のコンピューターデータなどから、事故当時、ポルシェ『カレラGT』(2004 - 2006年に1270台を生産)が、どれくらいの速度で走行していたか、割り出している。

ロサンゼルス郡警察によると、カレラGTは事故当時、93マイル(約150km/h)の速度で走行していたという。これは法定速度の45マイル(約72km/h)に対して、およそ2倍もの速度超過に当たる。

またこの調査には、ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカが、カレラGTに関する様々なデータを提供して、全面的に協力。当局は事故の原因について、車両側に問題はなく、ドライバーの危険な運転行為によるもの、と結論づけた。

ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは3月26日、声明を発表。「ポルシェ車の乗員が死傷するのは、悲しい出来事」とした上で、「今回の事故では、車両にメカニカルな不具合がなかったことが証明された。我々はカレラGTを支持する」とコメントしている。

《森脇稔》

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