フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは3月21日、チェコのムラダー・ボレスラフニ工場におけるシュコダ車の累計生産台数が、1100万台に到達したと発表した。
ムラダー・ボレスラフニ工場は、シュコダの中核工場。今から118年前、1895年に二輪車の生産を開始。1905年に四輪車の組み立てを開始した。累計生産台数1100万台は、109年で達成した記録となる。
現在、ムラダー・ボレスラフニ工場では、『オクタビア』シリーズ、『ファビア』、『ラピッド』を生産中。1日当たりの生産台数は、800台から1200台へ、引き上げられた。
シュコダの2013年世界新車販売は、92万0800台。同社は今後数年以内に、世界販売を最低でも150万台へ引き上げる目標を掲げる。そのために、ムラダー・ボレスラフニ工場が果たす役割は大きい。
シュコダのMichael Oeljeklaus生産担当取締役は、「ムラダー・ボレスラフニ工場は、世界生産ネットワークにおけるマザー工場。全生産台数の50%以上が、この工場から出荷されてきた」と語っている。