ZMP、走行ログ再生機能を搭載した車載CAN データ送受信機の販売を開始

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ZMPは3月14日、同社の2チャンネルCANデュアルBluetoothトランシーバ「カートモ UP PRO 2014」に走行ログ再生機能を付加するオプションソフトウェア「カートモ UP PRO Player」の販売を開始した。

新製品では、クルマに搭載されている診断用コネクタOBDIIを利用して車載ECUの情報をCANバスから取得すると同時に、ユーザが車両や運転者に取り付けた任意のセンサ情報を別のCANバスから取得することができる。デバイス内には、最新のMEMS 6軸センサも搭載、車両の挙動を合わせて取得することも可能としている。

本ソフトウェアでは、実際の走行時に保存したログデータをテストベンチデータとして利用することが可能。実車走行時に取得したデータを用いて、アプリケーションのテストを繰り返し行うことができるため、実車走行の回数を削減できる。また、危険な運転操作など、再現しにくいデータを利用するアプリケーションの開発やテストをスムーズに行うことができる。

価格(税抜)は、オプションソフトウェア込みの「カートモ UP PRO 2014&Player」が一般12万円、アカデミック9万円。オプションソフトウェア「カートモ UP PRO Player」は3万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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