横浜市交通局の二見良之局長は3月6日、現在検討が進められている市営地下鉄ブルーラインの急行運転について、2015年7月から実施する方針を明らかにした。同日開かれた市会予算第二特別委員会局別審査で答えた。
二見局長によると、急行運転は平日・土休日ともに10時から16時まで実施。1時間あたりの運行本数は1時間あたり急行2本、普通6本とする。所要時間は湘南台~あざみ野間の全区間で10分程度の短縮を見込む。停車駅は「自社線や他社線との乗換駅などの要件を元に現在検討を進めている」という。
急行運転は2012年頃から検討が進められており、横浜市は急行運転を実施するための設備改修費として約1億4600万円を2014年度予算案に盛り込んでいる。交通局は2014年度から所要の設備改修を進めると同時に安全性を検証し、2015年7月をめどに急行運転を実施する方針だ。