【PCCJ 合同テスト】18台が参加、新型カップカーの進化を体感

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ポルシェ カレラカップ ジャパン・合同テスト
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ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2014年シリーズの合同テストが3月4日・5日の両日、富士スピードウェイで開催された。

今シーズンよりPCCJで用いられるマシンは、すべて新型のポルシェ『911 GT3カップ(タイプ991)』に切り替わる。公式合同テストには、今季を戦う全20台のうち18台が参加し、2日間で3セッションを集中的に走り込んだ。

好天に恵まれたテスト初日の4日、まずはPCCJオフィシャルドライビングアドバイザーの影山正美氏がコースチェックも兼ねて新型カップカーで走行。周回を重ねピットインした影山氏は「去年までのカップカーと比べるとコーナーでのスタビリティとスピードが大きく上がっている。ブレーキの効きや安定性も高くとても走りやすい。そして何といってもパドルシフトが採用されたのが良い。ブレーキングやコーナリング時にステアリングから手を離すことなく、ステア操作だけに集中できるのは大きなメリットだ」と、新型カップカーの進化を評価した。

続いて、今シーズンの出場選手や第2ドライバーが次々とコースイン。路面温度がかなり低くタイヤが暖まりにくいコンディションだったが、午前と午後の2セッションを精力的に走り込み、#51の第2ドライバーが1分42秒656というコースレコードをマークした。このタイムは、前年の同時期に富士スピードウェイで行われた合同テストのベストタイムを約2秒上まわるもの。今回はシェイクダウンでまだセッティングが完全には決まっていない状態だったが、それでも新型カップカーは格段の進化をタイムで示した。

テスト2日目の5日は、強い雨と深い霧により午前中のセッションは中止に。しかし午後には霧が晴れ各車レインタイヤを装着してウェットコンディションのコースを走行した。#51に続くこの日2番手タイムを刻んだのは#78の近藤翼選手だ。去年、ルーキーながらチャンピオンクラスで小河諒選手に次ぐシリーズ2位となった近藤選手は「路面温度が低くタイヤが暖まりにくい状態だったが、ウェットコンディションでの新型カップカーのフィーリングはとても良かった。完全なニュートラルステアで、どこまでも攻めていけそうな感じがした」とコメントした。

PCCJの開幕戦はSUPER GTとの併催で、4月5日・6日、岡山国際サーキットで開催される。

《纐纈敏也@DAYS》

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