コスモ石油、国内石油需要低迷で原油処理の減産を継続…3月の稼働率は89%

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コスモ石油は、1月、2月に続いて3月の原油処理量も当初計画から削減すると発表した。石油需要が依然として低迷しているため。

2月は197万8000キロリットルの原油処理量を計画していたが、実績は194万4000キロリットルと計画を上回る削減を実施した。

しかし、3月も原油需要が低迷しているため、引き続き減産体制を維持する。3月の原油処理の当初計画は234万3000キロリットルだったが、216万8000キロリットルと当初計画から17万5000キロリットル削減する。稼働率は89%となる。

原油処理削減とともに、軽油を中心に積極的に海外への輸出を行うことで、国内の石油製品需要減少に対応するとしている。

4月以降も、国内の石油製品需要にあわせて原油処理量の削減を検討する。

《レスポンス編集部》

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