三井造船、5万6000重量トン型ばら積貨物運搬船「フェデラル・ライラ」を引き渡し

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三井造船、サルター・シッピング向け5万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「フェデラル・ライラ」を引き渡し
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三井造船は、千葉事業所で建造していたパナマのサルター・シッピング向け5万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「フェデラル・ライラ」が完成し、引渡した。

新造船は、7万立方メートルを超える大容積貨物艙を持つ5万6000重量トン型ハンディマックスバルカーで、同型船164隻目の竣工となる。全長は189.99メートル、全長が182メートル、深さが18.1メートル。

船は耐氷船階級ICに適合しており、各居室は、彩り豊かな内装を採用するなど、長期間の航海で乗組員の居住環境に配慮した。

新しい規則である国際船級協会連合(IACS)共通構造規則を適用することで、オペレーションの自由度と構造安全性向上の両立を図った。5つのホールド(貨物艙)を持ち、船自身の荷役設備として4基のクレーンを装備する。荷役効率を重視するとともに、多種多様な貨物を積めるよう強度・配置を計画している。

主機関には、軽量・コンパクト・高出力でMARPOL NOX排出規制を満たした三井-MAN B&Wディーゼル機関6S50MC-Cを1基搭載する。

海洋環境保護のため、航海中のバラスト水の交換を可能としている。

《レスポンス編集部》

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