イタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオは2月27日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー14において、『ジュリエッタ』の「クアドリフォリオ・ヴェルデ」(QV)の2014年モデルを初公開すると発表した。
クアドリフォリオ・ヴェルデは、ジュリエッタの高性能グレード。排気量1750ccの直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最大出力は235psを発生する。
ジュネーブモーターショー14で初公開されるクアドリフォリオ・ヴェルデの2014年モデルでは、エンジンを変更。アルファロメオの新しい小型スポーツカー、『4C』用のエンジンを移植した。
排気量1750ccのオールアルミ製 直列4気筒 直噴ガソリンターボエンジンは、4Cと同じく最大出力240ps/6000rpmを発生。最大トルクは4Cの35.7kgm/2200-4250rpmから、34.8kgm/2100-4000rpmへ、0.9kgmデチューンされる。
「アルファTCT」と呼ばれる6速デュアルクラッチトランスミッションも、4C譲り。2014年モデルのクアドリフォリオ・ヴェルデは、0-100km/h加速が6.6秒と、従来よりも0.2秒短縮。最高速は240km/hに到達する。