RealVNCは、富士通が発売した初のMirrorLink認定Android携帯端末に、同社のMirrorLink認定技術「VNC Automotive」が採用されたと発表した。
VNC Automotiveは、車載ヘッドユニットまたはインフォテインメントシステムから携帯端末への安全でセキュアなアクセスと操作を実現。これにより、ドライバーは、移動中でもナビゲーションアプリや音楽ライブラリ、インターネットラジオ放送局といったスマートフォンのコンテンツにアクセスすることができる。
携帯端末は、インフォテインメントシステムのタッチスクリーン、ベゼルキー、ステアリングスイッチ、音声コマンドなどを使って直接操作が可能。すべてのコンテンツは、安全にアクセスできるようになっている。
RealVNCのモバイル担当バイスプレジデント、トム・ブラッキー氏は「富士通モバイルとの連携が実現して、日本市場にMirrorLink認定端末を提供できることを大変うれしく思う。これらの端末の発売を皮切りに、MirrorLink認定を受けた実用性の高い技術が、特にアジアおよび極東地域で大幅に普及し始めると考えている」とコメントした。