エアバスは2月20日、スペインのカディスにある同社のPuerto Real工場が、製造プロセスの自動化を拡大するプロジェクトをリードしていると公表した。
同工場では2つのアームを使用する人間型ロボットによって反復作業を行い、高いスキルを持つ労働者をより高度な作業に専念させている。
このリサーチとテクノロジーは「FUTURASSY」と呼ばれ、他のエアバスのサイト間で使用される航空学的組み立てプロセスを自動化するため、調和の取れたロボット・ソリューションを導入することを目的としている。
最初の領域は「エアバス・スタンダード・ロボティック・セルズ」と呼ばれ、基本的なソリューションを生み出すことにより、航空学的組み立てプロセスの自動化を開発することに注目するもの。
そして第2の領域におけるリサーチは「共同的ロボット・プロジェクト」と呼ばれ、共有ツールや生産資源をシェアしながら人間のオペレーターと同じ環境で働く、2つのアームを持つ人間型ロボットの使用を探求するものである。