ペラ州レンゴンで発見された「ペラ・マン」の通称で知られる先史時代の人骨が同州に里帰りし、15日より「レンゴン考古学ギャラリー」で一般公開が開始された。
「ペラ・マン」は1万1千年前の男性の人骨で、1991年にマレーシア科学大学(USM)のチームがグア・グヌン・ルントゥで発見した。骨格はほぼ完全で、身長は157センチ、年齢は50歳代とみられる。
2010年からクアラルンプール(KL)の国立博物館で展示されていたが、2012年にレンゴン・バレーがユネスコの世界文化遺産に指定されたことから、地元に戻して展示することが決まっていた。