11日午後3時55分ごろ、神奈川県横浜市栄区内の県道を走行していた大型路線バスが路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、民家のブロック塀に衝突する事故が起きた。運転していた39歳の男性が死亡したが、疾病原因の可能性が高いという。
神奈川県警・栄署によると、現場は横浜市栄区笠間付近で片側1車線の直線区間。バスは道路左側の路外に逸脱。ガードパイプを破壊して歩道へ乗り上げた後も走行を続け、民家のブロック塀に衝突してようやく停止した。
バスを運転していた39歳の男性は心肺停止状態で近くの病院へ収容されたが、意識を回復することなく死亡。乗客の女性1人にケガはなかった。
死亡した運転手には目立つ外傷が無く、事故直前にはハンドルへ突っ伏すような仕草も目撃されていたことから、警察では疾病原因で意識を失い、これが原因で事故が発生した可能性が高いとみて、バス会社の関係者からも事情を聞いている。