ソラシド・エア(スカイネットアジア航空)は、整備本部整備管理部部品統制グループが、内閣府の「第2回『カエルの星』」に航空会社として初めて認定されたと発表した。
カエルの星は、内閣府の男女共同参画局が仕事と生活の調和実現に向け、ワーク・ライフ・バランスを推進するため、2012年に新設した。企業や団体の部や課など、チーム単体で働き方を改善し、長時間労働の縮減、年次有給休暇の取得促進などに努めた好事例を、内閣府が選定・認定する。取り組みを広く紹介してワーク・バランスを推進するもの。
今回認定された同社の整備本部西部管理部部品統制グループは、航空機部品のプロとして、航空機の安全・安心を確実な部品サポートで支える役割を持つ組織。長時間労働の割合が高い運輸業で、決められた時間内で最大のパフォーマンスを求められる中、部内で積極的にコミュニケーションを図り、「ウィークリー・ルーティン」という自発的な取り組みでチーム全員で遅延作業を処理するなど、業務を効率化、残業時間の削減に結びついたことなどが高く評価された。
同社では今後も、全社を挙げてワーク・ライフ・バランスを推進し「働き方」の意識改革と職場改善を図っていくとしている。