インド・デリーで開催される「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)の併設イベントである「第12回オートエキスポ2014 コンポーネンツ」。
ここに日立が初出展を飾った。
「昨年の末から、インドにおいて日立グループは、キャンペーンを行っているところです。テレビやラジオ、新聞などで日立グループをアピールしている最中です。そうした中、日立もオートモーティブという会社で自動車部品をやっていると認識していただきたい。そのために自動車フルラインナップを持ってきました」というのは、日立の現地法人である、日立オートモーティブシステムズインデイアのバイスプレジデントの新田弘志氏だ。
日立オートモーティブシステムズのインドの現地法人として、日立オートモーティブシステムズインディアは2012年に設立された。現在は、新興工業団地のチェンナイにおいて工場を設立中で、2015年から生産を開始したいという。
「今回の展示の手応えは予想以上でした。日系サプライヤーさんも、“日立がインドでもやるの!”と、知っていただくためのアピールにもなりました」と新田氏。
2015年のビジネスは、主にエンジン関係になりそうだと新田氏。インド市場に今まさに参入しようという日立ブースは日系ブランドの中でも最大級の規模。その意気込みが見えるような構えであった。