ポンプ製造の英ウィアー・グループはマレーシアにおける事業拡張プログラムのため7,100万ポンド(3億8,620万リンギ)を投資すると発表した。
マレーシアを今後の事業の成長のためのプラットフォームとし、複数のグローバル・サービスをマレーシアに移転させる方針だ。まず、シンガポールの石油・ガス(O&G)事業ハブをマレーシアに移転する。
ウィアー・グループは2010年、マレーシアのゴム製品メーカー、リナテックス・グループを1億1,900万ポンドで買収。その後生産量は50%増加している。
ウィアーは、マレーシアのビジネス環境を高く評価しており、事業拡張の基盤とする計画だ。域内の従業員2,300人のうち450人はマレーシアにおいて雇用しており、今後は1,000人に増やす方針だ。
また昨年ウィアー・ミネラルズ・マレーシアはクランのチェオン・ファンドリーを2,200万リンギで買収している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月5日)