マツダの米国法人、北米マツダは2月3日、1月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万8813台。前年同月比は11.8%減と、前年実績に対して2桁の落ち込みとなった。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、新型発売を控えて6234台と後退。前年同月比は22.8%減だった。2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、3172台を販売。前年同月比は47.7%の大幅増だ。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、41.2%減の907台にとどまる。
また、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は1月、1800台を販売。前年同月比は4.3%減と、わずかに前年実績を割り込む。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、4998台を販売。前年同月比は4.7%減と後退した。2013年に大幅改良を受けた『CX-9』も1490台にとどまり、前年同月比は29.6%のマイナス。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が212台を販売。前年同月比は32.7%減と、大きく前年実績を下回った。
北米マツダは、「アテンザやCX-5をはじめ、SKYACTIVテクノロジー搭載車の販売が、1月は全体の75%を占めた」と説明。1月にはメキシコ工場で新型アクセラの現地生産が開始されており、間もなく北米市場で発売される予定だ。