トヨタ自動車は2月4日、2013年4-12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高19兆1225億円(前年同期比+17.8%)、営業利益1兆8559億円(+126.8%)、税引前純利益は2兆0224億円(+118.5%)、純利益は1兆5260億円(+135.4%)だった。
第3四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、678万5000台(+2.3%)となった。日本での販売台数は164万2000台(-1.6%)、海外は514万3000台(+3.7%)だった。
営業利益の増減要因については、増益要因として、為替変動の影響が8000億円、原価改善の努力が2100億円、営業面の努力が1400億円、その他の要因が674億円あった。一方、減益要因として、諸経費の増加などが1800億円あった。
通期連結業績見通しは、為替変動の影響や収益改善の諸施策の成果を織り込んで上方修正。売上高25兆5000億円(前回予測比+5000億円)、営業利益2兆4000億円(+2000億円)、経常利益2兆5300億円(+2400億円)、当期純利益1兆9000億円(+2300億円)とした。
なお、設定為替レートは1ドル100円(前回予測時より3円の円安)、1ユーロ134円(4円の円安)とした。