ヒュンダイは34才のオーストラリア人ドライバーである、クリス・アトキンソンが、2014年度WRCにおける最初のグラベル上のレースが行われるラリーメキシコで、デビューを飾ることを発表した。
アトキンソンはヒュンダイの最新型WRCカーの開発に関わった3人のドライバーの内の一人であり、彼のメキシコにおける豊富な経験が、リードドライバーであるティエリー・ヌービルに合流する論理的な選択理由となった。
「僕はメキシコでいくつかの良い結果を残しているので、このイベントとメキシコのファン達の素晴らしい思い出がのこっているよ。ヒュンダイ『i20 WRC』のグラベル上での本格的なデビューとなるので、僕達がどのようにパフォーマンスをするかは興味深いところだ。僕はチームの皆がこのシーズンの準備の為に、どれほどハードに仕事をしたかを知っているので、良い結果で彼等に返済をしたいものだ」とアトキンソンは語った。
ヒュンダイチームの指揮官であるマイケル・ナンダン氏は、「我々は昨年のメキシコでの、クリスのペースに感心させられた。異なるドライバーからのフィードバックを得ることは、ヒュンダイi20 WRCのさらなる開発に大きな助けとなることは確かだ」と語った。