メルセデスベンツAMGは1月31日、2013年年間の世界新車販売台数を公表した。総販売台数はおよそ3万2000台。新記録を打ち立てている。
市場別で見ると、AMG車が最も売れたのは米国で、全体の約20%を占める。2位はメルセデスベンツの地元ドイツ。前年比は10%増だった。3位は英国。前年比は40%増と大きく伸びた。
また、日本、中国、カナダ、ロシア、ブラジルでも販売は好調。とくに中国では、『A45AMG』、『CLA45AMG』、新型『S63AMG』が導入されていないにも関わらず、前年比がほぼ25%増という伸び率を示す。
車種別では、A45AMGとCLA45AMGの入門AMG車が牽引。メルセデスベンツAMGによると、『E63AMG』や新型S63AMG、『CLS63AMG』も支持を集めたという。
メルセデスベンツAMGは2008年から、販売やメンテナンスを行う拠点として、「AMGパフォーマンスセンター」を展開。2013年末までに、世界27か国、合計375か所へと、ネットワークを拡大させた。
メルセデスベンツAMGのトビアス・メールス会長は、「2013年はAMG史上、最強の1年。予想を超える成長を達成した。再び、AMGパフォーマンス50戦略が順調なことを証明した」と語っている。