独コンチネンタル、スピードセンサーとパーキングブレーキケーブルを1本のハーネスに統合

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電動パーキング・ブレーキ・ケーブルと車輪速度センサーを1本に統合したバーネス
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総合自動車部品メーカーの独コンチネンタルは1月29日に、ホイール・スピードセンサーと電動パーキング・ブレーキ・ケーブル(EPB)を統合して1本のハーネスにまとめることに成功したと発表した。

コンチネンタル・シャーシ&セーフティ部門スピードセンサー。セグメントの責任者であるトーマス・ヤホウ氏は、「個々のコンポーネントを別々に設けるよりも、1本にまとめたハーネスは部品コストおよび組立コストが安くなり、高品質で堅牢だ」「この新しいハーネスは、2015年に日本の自動者メーカーへ供給するために製造を開始する」とコメントしている。

コンチネンタル・受動安全&センサー・ユニットの上級副社長であるDr.ベルンハルト・クルップ氏は、「今回のEPBケーブルと車輪速度センサーを統合した新しいハーネスは、当社の機能的な統合アプローチを象徴している。単一の部品に色々な機能を統合するという開発方針は、当社の事業の将来に有効だ」「受動安全とセンサー、ブレーキシステム、そして『ContiGard』の安全コンセプトに基づくノウハウは、顧客に安全運転に関するパッケージをトータルで提供できる」と強調した。

《山内 博》

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