ダイハツ工業の入江誠上級執行役員は1月30日に都内で開いた決算会見で、2014年暦年の軽自動車市場について「190万~200万台くらいはみている」とした上で、「(日本自動車工業会の需要見通しの)185万台はちょっと低い。そこまでは落ちないと思う」と述べた。
また4月の消費増税後の影響について「市場環境は非常に不透明」としながらも、「消費税が上がる分、お客様は低燃費、低価格の車を欲しがる。それに応えるのがメーカーの使命」との考えを改めて示した。
さらに「他社との競争で0.2km/リットルとか、ちょこちょこ燃費を上げて、何しているのかといわれても、それは止めない。それによって技術の進化ができる。コストも上げていない。あくまでも入口価格を下げている。こうした姿勢が大事」と強調した。