日野自動車は1月30日、2013年4-12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は1兆2521億円(前年同期比+13.4%)、営業利益は910億円(+108.0%)、経常利益は876億円(+96.0%)、四半期純利益は593億円(+97.8%)だった。
国内売上台数は、積極的な販売活動に取り組んだ結果、国内トラック・バス総合計で前年同期比17.3%増の3万6200台と大幅に増加。 海外売上台数も新興国での販売が好調で、同2.7%増の8万4800台と増加した。日野ブランド事業のトラック・バスの全世界総売上台数は同6.7%増の12万1000台で、第3四半期として過去最高となった。
また、トヨタ向けは『ランドクルーザープラド』が増加、同5.1%増の13万9700台となった。
売上台数の増加により、売上高は1兆2521億 円と第3四半期時点で過去最高を記録。また、損益面も、売上台数が増加したことや採算改善・原価低減活動の効果、為替円安などの影響で大幅増益。すべての利益段階で過去最高となった。
通期連結業績予想は、為替、材料市況の動向などを踏まえ、営業利益を前回予測から100億円上方修正し、1100億円とした。また、経常利益は同90億円増の1050億円、当期純利益は同55億円増の775億円、売上については前回予測を据え置いた。