〈ジョホールバル〉
X線検査装置などを製造する英スミス・ディテクション(アジアパシフィック)は1月23日、アジア太平洋地域の製造施設をマレーシアにおいて開設した。現在60人のマレーシア人従業員を来年までに150人に増やす予定だ。
製造施設ではマレーシア人のエンジニアや技術者、スペシャリスト、サプライ・チェーン・マネジメントなどの担当者が採用される。
製造施設への投資額は2017年までの期間に2,000万米ドル(約20万4,600円)となっており、ベトナムや中国、インド、インドネシアなどの市場向けのX線スキャナーを製造する。同社の顧客は税関やマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)で、航空貨物などの検知器を納入している。