ホンダの米国法人、アメリカンホンダは1月27日、2013年の北米および米国の現地生産台数が、過去最高を記録したと発表した。
アメリカンホンダによると、2013年の北米での生産台数は、前年比5.3%増の178万1213台。このうち、米国での生産台数は、前年比7.4%増の130万9917台だった。いずれも、過去最高を達成している。
ホンダは過去3年間、米国および北米の工場拡張に、27億ドル(約2780億円)以上を投資。その結果、米国で販売されるホンダ車とアキュラ車の北米現地生産比率を、およそ95%まで引き上げた。
とくにホンダの場合、『シビック』、『CR-V』、『アコード』の主力3車種が、北米現地生産車。これら3車は2013年、それぞれ30万台以上を販売した。アメリカンホンダによると、30万台以上販売したモデルを3車種も擁する自動車メーカーは、ホンダだけだという。
ホンダノースアメリカの岩村哲夫 社長兼CEOは、「この偉業は、米国の多くの従業員の努力のおかげ。彼らが車両の開発や生産を担当し、世界の顧客に届けるために、輸出業務を行ってきた」と述べている。