UDトラックス、新社屋を建設…2015年中に完成

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UDトラックスは1月24日、埼玉県上尾市の本社敷地内に新社屋を建設すると発表した。新社屋は免震構造の10階建てで、オーディトリウムやデザインスタジオも併設。創業80周年となる2015年中の完成を目指す。

建設予定地は、上尾本社工場敷地内にある北広場。延べ床面積は約2万4000平米で約1500人の従業員を収容する。また、各種社内イベントに使用可能なオーディトリアムや、車両開発のデザインスタジオを併設する。

同社のヨアキム・ローゼンバーグ会長は「新社屋はUDトラックスの本拠としてだけでなく、ボルボ・グループのアジア太平洋地域の本拠としての機能も兼ねる。グローバルブランドとして、ここから国内・海外市場に向けてノウハウやソリューションを発信していきたい」とコメントした。

1935年に埼玉県川口市で創業したUDトラックス(当時の社名:日本デイゼル工業)は、1962年に上尾に工場を新設。その後1987年の工場再編計画により、業務を上尾工場(大・小型トラック)、群馬工場(中型トラック、1981年操業)、鴻巣(鋳物、1972年操業)の3拠点に集約し、効率的な生産体制を敷いてきた。2007年、ボルボ・グループの傘下となったあと、2012年からアジア太平洋地域の本拠機能を置いている。今回の新社屋建設で、管理部門、開発部門、国内販売部門を1か所に集約する。

《纐纈敏也@DAYS》

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