エアバス、モービルの組立ラインの最初の従業員達がハンブルグでトレーニングを開始

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ハンブルグの施設でトレーニングを受けるモービルの最初の従業員達
  • ハンブルグの施設でトレーニングを受けるモービルの最初の従業員達

エアバスは1月16日、アラバマ州モービルのA320系列組み立てラインで生産プロセスを助ける最初の従業員グループが、トレーニングの為にドイツのハンブルグを訪れていることを明らかにした。

翌月にかけて、生産エンジニアやステーション・マネージャー、品質管理マネージャー達はドイツの対応する従業員達の横で働き、生産ツールやプロセスに馴染むこととなる。

「我々はモービルから我々の新しい仲間達をエアバスファミリーに迎えることを、とても幸運に感じている。彼等は過去2ヶ月間にモービルで訓練を受けたが、今彼等は航空機に触れることができ、エアバスの組み立てプロセスがどのように働くかを学ぶことができる」とアメリカ合衆国の最終組立ラインの部長であるウルリッチ・ウェバー博士は語った。

ハンブルグはドイツのエアバスの本社であり、A320系列プログラムの管理チームのホームである。A320系列のメンバーの4機種である『A318』と『A319』、『A320』と『A321』の構造的組み立てと胴体部の装備、そして最終組み立てはここで行われている。

《河村兵衛》

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