JAL、787型機のメインバッテリーから白煙が発生

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日本航空(JAL)は、1月14日にボーイング787のメインバッテリーから白煙が出る不具合が発生したと発表した。

JALによると、成田発バンコク行きのJAL707便の787型機が出発準備作業中、整備士が、窓の外に白煙を認め、メインバッテリーシステムに不具合のある可能性を示すサインが計器に表示されているのを発見した。

メインバッテリーケースを格納しているステンレス製容器内部を確認したところ、バッテリーケース内に収められている「セル」と呼ばれる8個のリチウムイオン・バッテリーの中の1個について、内部圧力が上昇した際に圧力を逃がすために設けられている安全弁が開いたことが確認されたとしている。

JAL707便については、他の787型機に機材を変更し、ほぼ定刻に出発した。

787型機は、バッテリートラブルで一時使用が禁止されたが、現在は安全対策を実施して運航が再開されている。

《レスポンス編集部》

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