フォードは米国デトロイトで開催されている「2014年北米国際自動車ショー」においてプレスカンファレンスを行った。
フォードはこれまでもメインショールームではなく会場内の別ホールでカンファレンスを行ってきたが、今年は約2万人も収容可能なアリーナで大々的なプレゼンテーションを開催。プロジェクションマッピングで映像を投影した舞台に、『フィエスタ』『フォーカス』『マスタング』など様々なモデルが入れ替わり立ち代わり登場した。
アラン・ムラーリーCEOは全世界で昨年は前年比10%の増益を果たしたと発表。2014年はさらに、車載コネクトシステム「SYNC」を1000万台に、エコブーストも200万台への搭載を目標とする。
さらに生産面では、「中国に2工場、ブラジルに1工場を新設。ロシアとトルコ、アメリカ国内でも6工場において生産量を増加させることにより、1万1000人分の新たな雇用を生み出す」とした。
最後に、主力大型ピックアップトラック、フォード『Fシリーズ』の中核モデルとなる『F150』を初公開。グローバルでの幅広い展開と、コンパクトカーから大型トラックまで多様なラインアップをアピールした。