トヨタ自動車は1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14において、コンセプトカーの『FT-1』を初公開した。FT-1は、トヨタの将来のスポーツカーの方向性を提示したコンセプトカー。FT-1の設計は、米国カリフォルニア州に拠点を置くトヨタのデザイン部門、CALTY(キャルティ)が担当した。キャルティの設立40周年を記念したコンセプトカーだ。外装は、F1やル・マンのLMカーを彷彿とさせる最新の空力ボディで、リアウイングは格納式。またフロントボンネットはシースルーとなっており、縦置きされたエンジンが凄みをのぞかせる。インテリアは、ブラック基調でセンターコンソールのトグルスイッチやパドルシフト、小径のD型ステアリングなどレーシーな雰囲気にあふれている。同車はソニー・コンピュータエンタテインメントが2013年12月に発売し「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』のコラボプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」の一環として開発したものだ。車名のFTとは、「フューチャー・トヨタ」を、1は「ナンバーワン」を意味する。『2000GT』、『セリカ』、『スープラ』、『MR2』、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)と続く、トヨタのスポーツクーペの伝統を、最新のデザイン手法で表現したコンセプトカーだ。
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