人材紹介会社のヘイズは10日、域内の給与動向を調査した「2014年アジア給与ガイド」を発表。マレーシアについては昨年の昇給率が3-6%だったとした回答が47%で最も多かった。
同ガイドは、日本、マレーシア、中国、香港、シンガポール--の5カ国・地域における2,600社以上の企業を対象に行った調査をまとめたもので、マレーシアは6-10%との回答が25%,10%以上との回答も10%だった。3%以下は13%、ゼロは8%で全体としては中国に次いで高かった。
今年の見通しについては、マレーシアは3-6%が34%と最も多く、6-10%は23%、10%以上は20%と昨年実績よりさらに高い予想となった。