米航空宇宙局(NASA)は1月8日、今年度の遠赤外線天文学成層圏天文台(SOFIA)調査飛行に参加する教員24名のリストを公表した。
NASAとドイツ航空宇宙センターの共同プロジェクトであるSOFIAは、口径2.5mの大型赤外線望遠鏡を装備する、ボーイング747-SPの改造機。高度12~14kmの成層圏を飛行し、赤外線観測を実施することから、「空飛ぶ天文台」と呼ばれる。
機上天文学アンバサダー(AAA)プログラムの下、SOFIAに搭乗する24名は、天文学の専門家と共に観測を行なう。SOFIAプログラム・エグゼクティブを務めるジョン・ガゴシアン氏によると、AAAチームに参加する教員はSTEM(科学・技術・工学・数学)教育の現場で、SOFIAで得た経験を活用していくとのこと。